日韓の領土問題で揺れる、竹島(独島)だが、韓国紙幣には独島(トクト)がしっかりと描かれている。ホログラム(3次元立体像)で描かれたこの絵柄の裏舞台に日本の技術が使われていた。


2008/8/5の中央日報によると、
韓国で使われている1万ウォン札と5千ウォン札には独島(トクト、日本名・竹島)がはっきりと韓国領土として描かれている。
描かれたのは最近で、2005年に貨幣図案諮問委員会の中で決まったことだ。ある委員より紙幣にホログラムの模様として韓半島の地図と太極の模様を入れる提案があった際に、ほかの委員が地図に独島を入れる条件で賛成した。これにより、ホログラムの韓半島の地図には済州島(チェジュド)、鬱陵島(ウルルンド)、独島が鮮明に表示されている。

ホログラムとは立体に見える画像のことで、この印刷技術は高度でどこでもできるというものではない。実は韓国紙幣のこのホログラムは日本製なのである。
造幣公社側は
「韓国の5000ウォン札と1万ウォン札に使えるホログラムを作っている会社が世界に2カ所ある」「このうち、日本の業者が安い価格を提示したため、このホログラムを使っている」
と話している。

領土問題でもめる、独島に関わる事で、一方では日韓で協力している裏事情があったのだ。領土問題の方も友好的にいかないものか。

(編集部:TAKESHI)