■第7試合 ヘビー級／5分3R
ファブリシオ・ヴェウドゥム　vs　ブランドン・ベラ
○[1R4分40秒／TKO]×

左ローから右フック、組んでボディにヒザを見舞うベラ。離れ際にパンチを狙ったが、ヴェウドゥムはバックステップでかわす。再び組みついたベラが、ケージに押し込むと、態勢を入れかえたヴェウドゥムは上達したパンチを放っていく。

ヴェウドゥムはレスリングでスカラシップをとったベラから、テイクダウンを奪う。クローズドガードのベラを攻めあぐむと、ガードから蹴りあげられ試合はスタンドへ。今度はベラがテイクダウンを奪うと、下から片足タックルを習ったヴェウドゥムの顔面にパンチを見舞う。

試合がスタンドに戻ると、パンチをヒットさせたベラ。打撃の切れは一枚上手だが、すぐに組みつかれケージに詰まる。ブレイク後、テイクダウンを奪ったのはヴェウドゥムだった。

直後にハーフを取ったヴェウドゥムは、そのまま一気にマウントを奪うと、パンチの連打でTKO勝ち。まだ戦えたと不満を表すベラだが、顔の前で腕をクロスし反撃の機会もなく殴られ続けたのだから、いくら「アイム・オーケを連呼した」と力説しても、このストップは致し方ないだろう。

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