チームの成績が芳しくなく、ひどく立腹しているのがナポリのデ・ラウレンティス会長。マスコミに対しても再三に渡ってレジャ監督にプレッシャーをかけるコメントを発しており、両者の関係悪化が懸念されていたが、ついに壮絶なバトルとなった。

 ドローに終わった先週末のラツィオ戦後、試合内容に不満を持った会長は、選手、スタッフがいるロッカールームに怒鳴り込んだのだった。会長はレジャ監督に対して、「お前のことを殴らないのは、お前が年寄りだからだ!」と口火を切る。だが、これにひるむ指揮官ではなかった。レジャ監督も負けじと、「あなたにその勇気があるなら私を解任すればいい。ただ、あとはどうなっても知らんぞ!」と応酬。スタッフが慌てて両者に割って入る事態となった。

 もはや関係修復は不可能な状況で、レジャ監督は解任される模様。後任には、元ナポリのジョルダーノやザッケローニが浮上している。