GReeeeN「愛唄」が史上初の快挙

　今年1月にシングル「道」でデビューを果たした、東北の歯学部に通う現役医大生からなるヴォーカル4人組、GReeeeN。5月16日に発表した3作目のシングル「愛唄」は、5月28日付のオリコン・ランキングで初登場8位を記録。以後11週連続で上位12位以内（最高位2位）をキープし続けるロングヒットとなり、売り上げ枚数25万枚を突破している。

　同曲の着うたフル(R)は、史上初の快挙となるダウンンロード数100万件を達成。4月より先行配信を開始した着うた(R)・着ムービー・呼び出し音（Ring Back Tone）などと合わせたダウンロード総数は、新人としては破格となる300万件を突破している。

　GReeeeNのメンバーは歯科医を目指す学生であるがために、一切メディアに顔を出すことなく福島を中心に活動。「愛唄」は、テリー伊藤が初めてビデオクリップの監督を務めたことでも話題を呼んだが、シンプルに楽曲の良さが携帯電話世代の中高生を中心に幅広く受け入れられ、インターネット等の口コミによって徐々に浸透していった結果が、ロングヒットに繋がったと考えられる。

　「愛唄」がロングヒットを続ける中、6月27日に発表となったファーストアルバム「あっ、ども。はじめまして。」は、7月9日付のオリコン・ランキングに初登場して以来、3週連続で2位を記録。最新8月6日付では8位を記録し、売り上げ枚数55万枚を突破している。

　GReeeeNは7月29日に中間発表が行われた「第40回日本有線大賞」新人部門で第一位に選出。今月15日からは続く新曲「街」の着うた(R)先行配信が開始となる。彼らの公式サイト・トップページでは6月から同曲の一部がBGMとして使用されており、すでにファンの間では大きな話題となっている。

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