レッドソックスの地元紙「ボストン・ヘラルド」紙の電子版が28日、「今オフ、シアトルの地元では、松坂大輔投手の入団よりも、安い年俸しか払われていないイチローの去就の方が大きな記事になっている」と、今季限りで4年契約が満了となるイチロー外野手の去就を取り上げた。

 同紙は、4年契約で総額4400万ドルのイチローの契約を、「現在の市場では、甚だしく安く支払われている契約」と指摘。昨シーズン途中から、イチローが右翼から中堅にコンバートされたことで、来季のFA市場には、今季限りで契約が切れるトリー・ハンター(ツインズ)、アンドリュー・ジョーンズ(ブレーブス)、そして、イチローという06年度のゴールドグラブ賞を受賞した中堅手3人が並ぶことになり、中堅手の豊作の年になるだろうと伝えている。【USA通信】