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 昭和の芸能界に郷ひろみ、たのきんトリオ、少年隊、光GENJIらを送り込み、平成の芸能界にはSMAP、嵐らを送り込み、巨大な「ジャニーズ帝国」を築き上げたジャニーズ事務所だが、令和の芸能界では早々と本格的な政権交代がありそうだという。

 「ジャニー喜多川社長は今年の10月で88歳、その姉のメリー喜多川副社長は今年の12月で93歳。ジャニー氏はすでに歩くのもままならないほどの体調。一方、メリー氏は年齢を感じさせないほど若々しいようです。とはいえ、いつまでも実務に携わることは難しいようで、ジャニー氏が夢として掲げている、所属タレントたちを何らかの形で絡ませたい東京五輪が終わったタイミングで、社長の座を“禅譲”することになりそうです」(芸能プロ関係者)

 すでに、後継者候補として、メリー氏の娘で、現副社長の藤島ジュリー景子氏の次期社長の座が約束されているが、就任早々、大きな問題に直面しそうだというのだ。

 「子飼いの嵐は、2020年いっぱいで活動を休止することをすでに発表。同じく子飼いの関ジャニ∞に関しても、メンバー2人の脱退説が流れているため、稼げる2組が一気に事務所からいなくなる可能性が高いのです。とはいえ、ジュリー氏がほかに目をかけているのは、度重なる不祥事を見逃してきたNEWS・手越祐也ぐらい」(テレビ局関係者)

 そんなジュリー氏にとって、脅威になりそうなのが、今年、新会社の社長に就任し、ジャニーズJr.の売り出しに力を入れるタッキーこと滝沢秀明氏だというのだ。

 「現役のタレントの中に滝沢氏を慕うタレントは多いのです。以前、滝沢氏はジュリー氏との不仲を否定しましたが、滝沢氏がその気になれば、事務所がジュリー派と滝沢派に真っ二つになってしまうでしょう」(芸能記者)

 ジャニーズの将来には暗雲が立ち込めているようだ。