本田翼さん(2017年撮影)

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2019年4月期の月9ドラマ「ラジエーションハウス」(フジテレビ系)の第2回が、4月15日に放送された。

同ドラマは漫画雑誌「グランドジャンプ」(集英社)に連載中の同名の漫画が原作。病院の放射線科でレントゲン撮影やCTスキャンの撮影を手掛ける診療放射線技師が主役のドラマで、主人公・五十嵐唯織(いがらし・いおり)を俳優の窪田正孝さん(30)が演じる。

第2回となる15日の放送では、膝の痛みを訴える少年・健太郎(石田星空さん=9)が登場。唯織が撮影したMRI画像の解析の結果、健太郎は骨肉腫であることが判明。通常の技師では思いが至らない骨髄の中の病変の可能性を疑った唯織の判断が光ったほか、その可能性を杞憂と考えなかった、女優の本田翼さん(26)演じる放射線科医の甘春杏(あまかす・あん)が画像診断を行う様子が放送されたが、一部の視聴者から「本田翼の滑舌が気になる」といった声が上がった。

口にやや力が入りすぎたか

本田さんの滑舌についてのツイートが上がり始めたのは、番組終盤の21時51分頃。本田さんが健太郎の母親(中越典子さん=39)に病状を説明するシーンが放送されており、本田さんは「もし、万が一、何かあった場合も一早く病気を見つけ出し、早期治療に臨めるよう努めます」といったセリフを披露していた。このシーンについて、視聴者からは「やっぱり本田翼の滑舌が気になる」「本田翼の滑舌なんとかならん?」との声がツイッター上を中心に相次いだ。

当該シーンは骨肉腫を告知しつつ、不安を抱く健太郎の母親を励ます要素もあるシーンだったためか、本田さんの語気はいつになく強いものだった。そのため口にやや力が入りすぎたか、本田さんの発音はやや詰まり気味で、若干の聞き取りづらさを帯びたものとなっていた。

また、22時頃には院長の大森渚(和久井映見さん=48)と本田さんが唯織の素性について話すシーンがあり、本田さんが「五十嵐唯織、彼は一体何者なんですか?」と疑問をぶつけるシーンがあったが、その際、「唯織(いおり)」の発音が若干ではあるものの「よーり」と聞こえなくもない発音だったためか、その後も滑舌についてのツイートが相次いだ。

演技力は改善した!?

本田さんといえば以前から、ドラマに出演した際に「演技力がない」との批判でネット上が荒れることが散見され、ネットニュースでも「棒演技」などと酷評されるなどしてきたが、昨年ごろからその声は沈静化の傾向に。

特に、2018年7月期放送の「絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜」(フジテレビ系)では、「本田翼もこんないい演技するんやな」と、演技力が向上したとする声が上がったほか、実際、「ラジエーションハウス」の第2回を見た視聴者からも、「本田翼ちょっと演技うまくなってる」との声も上がるようになっている。

今回、滑舌という新たな課題が見つかった本田さんだが、演技力のさらなる向上と併せて根気よく取り組んでいけば、今後の女優業に弾みがつくのではないだろうか。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)