大倉忠義の“脱退報道”で高まる「関ジャニ∞解散」の機運
関ジャニ∞はどうなってしまうのか。
「週刊文春」3月7日発売号で錦戸亮がグループ脱退かと書きたてられた衝撃も冷めやらぬ中、今度は3月12日発売の「週刊女性」が大倉忠義の脱退の可能性を報じたのだ。
「錦戸くんもだけど、大倉くんも何とか考え直してほしい」「錦戸くんに続いて大倉くんまで脱退してしまったら、さすがに4人ではグループ存続不可能でしょ」「これ以上エイターを悲しい思いにさせないで」など、ネット上にはファンたちの悲痛な叫びが聞こえてくるようだ。
「昨年の渋谷すばるの脱退騒動から地続きになっている問題が、いよいよ表面化してきたようです。歌唱力に秀でた渋谷が、アーティストとして勝負に出たという前例が、俳優業に活動を絞って行きたい錦戸に影響を与え、“歌もダンスもお笑いも”という多様さがウリだったグループの中に、それぞれの思いや将来の方向性において差が生まれてしまったのでしょう」(アイドル誌ライター)
錦戸は昨年、NHK大河ドラマ「西郷どん」で、西郷隆盛の弟・従道役を熱演。この脱退騒動でも、そもそもバラエティに乗り気じゃなく、俳優業だけをやっていきたいという意向があることが伝えられている。
「役者として自信を持ち始め『関ジャニ∞』という肩書きがなくなってもやっていけるという確信があるのかも知れません」(前出・アイドル誌ライター)
一方、大倉が脱退を希望する理由は、いささか深刻だ。
「大倉といえば、昨年11月に有料携帯サイトのブログに、一部のファンからストーカー行為を受けていると告発。『そろそろ限界だ』と悲痛の叫びを綴り、話題を呼んだ。しかし、『週刊女性』によると、そのわずか1カ月後、昨年12月の『FNS歌謡祭』(フジテレビ系)の会場ホテルに到着した大倉を“ヤラカシ”のファンが取り囲んで体当たりなどをしていたというのです。このときの“硬い表情”が、大倉脱退を匂わせるものだとか」(芸能ライター)
この“ヤラカシ”とは、過激行動をして怒られても「覚えてもらった」として喜びを覚えるという非常に危険な考え方を持つファンのこと。ネット上には「むしろ大倉の方が錦戸より早く辞めると思ってた」という声も上がっている。
「メンバー皆、30代半ば。グループとしてではなくタレント個人としてどんな仕事がしたいのか。お互いに別々の思いを持っているのはある意味当然。未熟であれば『グループあっての自分』という考え方にもなるでしょうが、それぞれが各方面で能力を発揮しているだけに、羽ばたきたい場所が見えて来ているのかもしれません。関ジャニ∞のファンとしてはつらいでしょうけどね」(前出・芸能ライター)
関ジャニ∞にどんな未来が待っているのか。まだまだ予断を許さない状況は続きそうだ。
(石見剣)