相模原DF辻尾真二が33歳で現役引退 古巣金沢のアンバサダーに

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SC相模原は18日、DF辻尾真二(33)の現役引退および同クラブアンバサダー就任を発表した。

辻尾は中央大学を卒業後、清水エスパルス、サンフレッチェ広島、大分トリニータを渡り歩き、2014年からツエーゲン金沢でプレー。2017年から相模原に活躍の場を求め、昨年は明治安田生命J3リーグ29試合2得点を記録した。引退を受け、相模原と金沢の公式サイトを通じて次のようにコメントしている。

◆SC相模原

「この度、私事ではございますが2018シーズンをもちまして現役を引退する事を決めました。プロサッカー選手として11年間プレーしてきました。 幼い頃からの夢であったプロサッカー選手になる事が出来て、11年間という現役生活は本当に幸せでした」

「プロになり5つのクラブでプレーさせて頂きました。清水エスパルス、サンフレッチェ広島、大分トリニーツエーゲン金沢、SC相模原、全てのクラブのサポーター、スポンサー、クラブ関係者の皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。本当に有難うございました」

「そして4歳からサッカーを始めて大学まで指導して下さった指導者の方々、サッカーの技術はもちろん人間として大きく成長する事が出来ました。僕の為を思い丁寧に、熱く、時に厳しく指導して頂き本当に有難うございました」

「最後になりますが、これまで大きな怪我もなく丈夫な身体に育ててくれた両親、決して順風満帆とは言えない選手生活を日々側で献身的に支え、僕の幸せを僕以上に祈ってくれる妻、いつも笑顔で活力を与えてくれる娘に本当に感謝しています。有難う」

「今後につきましてはサッカーに携わる仕事をしていくので、違った立場からサッカー界に少しでも貢献出来るようにまた一から勉強したいと思います。本当に有難うございました!」

◆ツエーゲン金沢

「ツエーゲン金沢サポーターの皆様、お久しぶりです! この度2018シーズンで現役を引退し、今シーズンよりツエーゲン金沢クラブアンバサダーに就任させて頂く事になりました。2014年、チームが中々決まらない時に拾って頂いたのはツエーゲン金沢でした。2014年から2016年までプレーさせて頂きJ3優勝、J2での快進撃、そして残留争いと様々な経験をする事が出来ました」

「2年前に退団して再び声を掛けて頂きツエーゲン金沢の為に働ける事、非常に嬉しく思います。もうフリーキックでクラブに貢献する事は出来ませんが、違った立場からツエーゲン金沢の発展、J1昇格の為、そして選手がより良い環境でプレー出来るように身を粉にして働きたいと思います。宜しくお願い致します。