エキシビジョンマッチで対戦した那須川天心(右)とフロイド・メイウェザー【写真:Getty Images】

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わずか139秒の瞬殺で圧倒、1時間換算なら283億円と米メディア算出

 格闘技イベント「RIZIN.14」(さいたまスーパーアリーナ)は31日、ボクシング元5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー(米国)がキックボクシングの“神童”那須川天心(TARGET)とのエキシビジョンマッチで1回2分19秒でTKO勝ち。米メディアは「金の亡者」という異名を取るメイウェザーの1秒換算6万5000ドル(約712万円)、1時間換算2億3300万ドル(約283億円)という荒稼ぎぶりに注目している。

 大晦日のリングで圧倒的な強さを示したメイウェザー。米メディア「ヤフースポーツ」は「フロイド・メイウェザーはテンシン・ナスカワ相手にTKO勝ちで簡単に900万ドル(約9億9000万円)を手にする」と特集した。

 トランクスに札束をデザインするほど「マネー」に固執する元5階級制覇王者の日本での荒稼ぎぶりに注目。「2018年のカレンダーの締めくくりはフロイド・メイウェザーにとっては一瞬の給料日となった」と伝えている。

 3分3ラウンドのエキシビジョンマッチだったが、50戦全勝のメイウェザーは強すぎた。4キロ以上の体格差にキック禁止のルールを生かし、1ラウンドで3度ダウンを奪い、あっという間に勝負を決めてみせた。

驚異の荒稼ぎ「1秒あたり6万5000ドル、1時間あたり2億3300万ドルの利益に」

 試合を決する前に要した時間はわずか139秒。それを踏まえた上で、記事ではメイウェザーの驚異的な“秒給”を算出し、このようにレポートしている。

「ファンは過去2か月にもわたって中途半端状態となっていた一勝負を2時間以上、待っていた。そして、この139秒の試合が行われたのだ。これは彼にとって1秒あたり6万5000ドル、1時間あたり2億3300万ドルの利益になったのだ」

 メイウェザーは試合前にインスタグラムでファイトマネーを900万ドルとほのめかしていた。金の亡者の異名通りの秒給708万円、時給換算259億円という凄まじい荒稼ぎぶりは米国でも大きな話題を呼んでいた。(THE ANSWER編集部)