XFN-ASIAによると、トヨタ自動車<7203>は、日本を除くアジア全域で大規模リコール(無償回収・修理)を実施する可能性があることを明らかにした。同社の広報担当は「アジアに輸出された105万台を調査している」と述べている。

  同社は8日にディーゼルエンジンを車体に固定するためのボルトの不具合により走行が出来なくなる恐れがあるとして、日本国内で販売されている「マークII」や「クラウン」、「ハイエース」など25車種24万6592台のリコールを届け出たが、これに関し、このリコールの対象となった自動車が生産されたのと同時期(1998年4月1日から2003年9月30日)に生産され、アジアに輸出された約105万台も、同様の不具合が発生する恐れがある。 【了】


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11月9日動画ニュース