『グレイテスト・ショーマン』

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ゴージャスでスペクタクルなミュージカル・エンタテイメント『グレイテスト・ショーマン』が2018年公開作品でナンバーワンの記録となる大ヒット中だ。本作の主題歌は公開前から話題になっていたが、公開されると更にその声は大きくなり「"This Is Me"で涙腺崩壊してそれ以降ほとんど泣いてた」などの映画サイトへの書き込みや、SNSに多数の感動の声が寄せられている。この度、そんな「This Is Me」のビハインド・ストーリー映像が到着し、作品に負けない感動の制作秘話が明らかになった。

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この度到着したのは、映画製作が決定していない段階で、キアラ・セトルがはじめて生歌を披露するワークショップ・セッションを捉えた映像。トニー賞にノミネートされるなど、充分なキャリアを持つが「歌いたくないと言ったの。この歌の中のストーリーを語るためには自分が抱える恐れに直面しないといけないとわかっていたから」と自信の無い自分を受け入れて肯定するまでには相当な覚悟が必要だったと語る。しかしマイケル・グレイシー監督は「キアラはマイクの前に出ようとしなかった。僕は言い続けたよ。"リングに出てこないとダメだ。堂々とありのままでいようと歌っているんだから"とね」とキアラを説得したことを明かした。

そんな説得に応じてマイクの前に立ったキアラだが「歌いながらあまりに怖くなって、思わずヒューの手をつかんだ。気づいたら歌い終わっていて割れるような喝采を浴びてた」と当時を振り返る。その様子を到着した映像は捉えており、ヒュー・ジャックマンが目に涙を溜めてキアラの手を握る姿が映し出されており、「僕にとって、今までのどの経験よりも感動的な経験だった」と述懐している。

さらに「キアラがあまりにも素晴らしいので、誰か他の人があの曲を歌えるとは到底思えない。彼女が正直にレティの感情を表現しているから。"This Is Me"は本当の自分を堂々と受け入れることを歌った美しい歌で、この曲を聴いた人は、みんな共感してしまうんだよ」と世界中の人を共感させるパワーを歌に込めていることを明かすヒュー。その言葉通り、音楽を通じ世界中に発信されていくメッセージは「映画が公開されてから"あなたの歌を聞いて希望をもらいました"っていうメッセージが次々とInstagramに届くの。朝起きたら新しいのが来ていて、毎日涙を流す。勇気を持てずに泣いているのは私だけではないと思えるの」と世界中の人々からの反応を明かす。日本でもまだまだ多くの人にとっての唯一無二の人生の応援歌になることは必至だ。

『グレイテスト・ショーマン』は大ヒット公開中。(海外ドラマNAVI)