不幸中の幸い…ポルト戦がHTで延期に、理由はスタジアムの「崩落」

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すでに後半戦に入っているポルトガル1部リーグ。

15日(月)に行われた第18節エストリウ対ポルト戦が前半終了時点で続行不可能となり、延期になることが決定した。

その理由は、スタジアムに設置されているスタンドが崩壊したためだ。

エストリウのホームであるエスタディオ・アントニオ・コインブラ・ダ・モタは、収容人数8000人ほどの小さなスタジアム。近年に改修工事が施されているが、建築は1938年という古いスタジアムだ。

そんなこのスタジアムでハプニングが起きたのはハーフタイム。

ゴール裏にあたる北ブロックにあるトイレの壁に突如亀裂が走り、ファンはすぐさま退去。スタンドでもすぐさまパニックとなり、観客がピッチに避難したのだ。

なかにはコンクリートブロックが沈んだのを見たという報告も。その後、安全面を考慮し試合の中止と延期が決定された。

こちらはポルトが紹介したスタジアムの写真。いたるところにヒビが入っているが、大事故にならなかったのは不幸中の幸いである。