台湾の歴史を描いた長編小説、ドラマ化へ 小説の日本語版出版も視野に
![陳耀昌氏](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/c/2/c2dff_1290_c48d31bb_f36b683d-m.jpg)
同作は医師で台湾の歴史小説も手掛ける陳耀昌氏の作品。昨年1月の出版後、台湾文学界で指標となる「台湾文学賞」図書類長編小説部門で金賞を受賞した。公共放送の「公共電視」がそのドラマ化を目指し、1億5500万台湾元(約5億8000万円)を投じる。
陳氏によれば、日本語版は天理大学(奈良県)の下村作次郎教授(外国語学科中国語専攻)が翻訳を担当する。台湾の運命を左右した同事件が日本語版を通じて、海外の人々により広く知ってもらえることが期待される。
陳氏は「傀儡花」の発表から2年弱で、新たな長編小説「獅頭花」を書き上げ、2日、その新刊発表会が行われた。
(羅苑韶/編集:荘麗玲)