かつてJリーグでもプレイしたフッキ photo/Getty Images

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18日にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の準決勝2ndレグが行われ、浦和レッズが上海上港をホームの埼玉スタジアムへ迎え入れる。試合に先立って、かつて川崎フロンターレや東京ヴェルディなどでプレイした上海上港のブラジル代表FWフッキが、意気込みなどを語った。

今大会では、グループステージでも相見えた浦和と上海上港。1回目の対戦では3-2で上海上港
が浦和を退け、2回目の対戦では浦和が1-0で上海上港に勝利した。そして、準決勝1stレグでは1-1のドローと、スコアだけ見れば両チームは完全に互角の戦いを披露している。

そんな因縁相手でるある浦和戦を前に、インタビューに応じたフッキはまず「僕がとても若かったころ、日本へ行った。ちょうど18歳のころかな。日本での思い出はサッカーだけじゃない。普段の生活の思い出もあるよ。だから、僕の心の中にはいつも日本があるんだ。ここで過ごした時間は、素晴らしい思い出となっている」と振り返りつつ「僕が覚えているのは、東京ヴェルディに所属していたときの浦和戦かな。僕にとって(日本での)最後の試合だったが、得点を決めることができた」と思い出を明かしている。AFCの公式サイトなどが伝えた。

そして「(浦和戦では)何の秘策も用意していないよ。いつも通り、ピッチでベストを尽くすだけだからね。チームのために僕の全てを出し尽くしたい。ACL9試合で9ゴールを挙げられていることは素晴らしいこと。アシストができているのも良いね。ただ、僕はまだ今季のACLでもっとプレイしたいし、決勝へ進むことができればより多くのゴールを挙げられる」と述べている。

浦和にとって、フッキは間違いなく要注意人物となるだろう。相手のエースストライカーを抑え、決勝へ進むことができるのか。