耳を塞ぐ仕草をみせていたティモ・ベルナー

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 ライプツィヒに所属するドイツ代表FWティモ・ベルナー(21)の交代した理由が話題となっている。英『ガーディアン』などが伝えている。

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループリーグ第2節が27日に行われ、ライプツィヒは敵地でベシクタシュ(トルコ)と対戦。0-1で迎えた前半32分、ライプツィヒのラルフ・ハーゼンヒュットル監督が1枚目の交代カードを切り、ベルナーがDFルーカス・クロスターマンとの交代でピッチを後にした。

 当初、この交代は負傷によるものとみられていた。だが報道によると、指揮官はイエローカードを受けていたMFナビ・ケイタを交代させようとしたが、ベルナー自ら交代を要求したとのこと。その理由はなんと、「ベシクタシュサポーターの声援に耐え切れなくなった」からだという。ベシクタシュは熱狂的なサポーターが多いことで有名で、先制点を奪ったことでボルテージが上がっていたようだ。

 非常に珍しい選手交代となったが、ハッセンヒュッテル監督は「彼が下がりたいと要求してきたので交代させた。このような雰囲気を心構えさせることは不可能だ。耳をつんざくような声援で、我々は試合の序盤にその影響を受けてしまった」とベルナーを擁護している。

 なお、試合は2-0でベシクタシュが勝利。ライプツィヒは1分1敗となった。


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