従兄弟の関係にある小池(左)と中島(右)。両者の活躍から今後も目が離せない。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)、Getty Images

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 今夏、FC東京からポルトガルのポルティモネンセに加入した中島翔哉は、9月22日のポルト戦で2試合連続ゴールを決めた。リーグ開幕から7節終了時点で、3試合・3得点・1アシストと目下絶好調だ。
 
 メディアもこぞって、このニューヒーローを取り上げており、ポルトガル国内での“ナカジマ評”はうなぎ上りだ。
 
 その活躍に人一倍刺激を受け、人一倍喜びを感じている選手が日本にいる。それが柏レイソルのDF小池龍太だ。
 
 小池は実は、中島と母方の従兄弟の関係(中島が兄、小池が弟)。9月23日には、中島の古巣であるFC東京戦を戦っており、試合後には、「今の活躍にはすごい刺激を受けますね」とコメントした。
 
 スペイン代表GKイケル・カシージャスから奪ったポルト戦のゴールシーンもチェックし、「本当にうまかったですね。シュートセンスは元々すごくあったので、海外向きだと思っていました」と絶賛。さらに「彼があっちで伸び伸びプレーしているのは、自分にとっても嬉しいことですし、もっと上にいってほしいです」とエールを送った。
 
 小池の所属する柏は、J1リーグで、残り7節で3位につけている。小池は、従兄弟の活躍に負けじと、リーグ終盤戦に向けて「もっともっと高いレベルでプレーしなきゃいけない。もう一段階ギアを上げていきたい」と意気込んでいる。

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取材・文:多田哲平(サッカーダイジェストWEB編集部)