カラオケでVRしちゃおう! 手ぶらで手軽にVRが体験できるって知らないと損?

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気が付けば、「VR」を体験できるイベントやスポットが続々と登場している。

バンダイナムコエンターテインメントが新宿にオープンしたVR体験施設「VR ZONE SHINJUKU」はマリオカートやドラゴンボールの世界を体験できるなど、この夏、注目の施設になっている。

また、KDDIとシダックスは、カラオケ店でVR事業の展開を目指し、「KDDI カラオケVR」を開始することを発表した。

VRは、着実に身近で体験できる時代になってきているようだ。


●家庭や身近な施設でVR体験ができる?
最近では、スマホを使って手軽にVR体験できるアプリゴーグルも登場しているが、よりリッチなVR体験をしたいと思ったら、ハイスペックPCと高額だがHMD(ヘッドマウントディスプレイ)が必要だ。
とはいえ、これらは結構な出費が必要だ。また、価格面で手が届くPlayStation VRは、まだまだ品薄状態なので入手そのものが困難だったりする。

その点、体験施設でのVR装置は、いずれもハイスペック。
さらに、そこだけでしか体験できないオリジナルコンテンツが提供されているので、VR体験するには、もっとも手軽な手段といえるだろう。

VR体験施設「VR ZONE SHINJUKU」で体験できる「マリオカート」は、HMDを装着することでゲーム内に没入することができる。さらに、カート型のライド装置に乗ることで、実際に乗っているかのような振動や傾きを体験できる。
手には、手の動きをトラッキングする専用グローブを装着しているので、カメの甲羅をつかんで、対戦相手のカートに投げつけるといったアクションまでできる。
こうした体験は、専用の大型VR施設ならではのものだ。

そのほかにも、
・かめはめ波を発射できるドラゴンボールの体験
・エヴァンゲリオンの操縦体験
などができるアトラクションがある。


KDDIとシダックスが発表した「KDDI カラオケVR」は、を8月22日よりサービスを開始する。第1弾はJOYSOUND品川港南口店からスタートし、その後は対象店舗が随時拡大される予定。
貸し出されるVR機器は、「Galaxy S8」とコントローラー付きの「Gear VR」だ。

提供されるコンテンツには、
・アイドルグループ「マジカル・パンチライン」のバーチャル握手会
・恐竜のいる世界を体感できる「ギガ恐竜展2017-地球の絶対王者のなぞ-」
などがある。
カラオケルームを活用することで、
・防音
・人目も気にならない
といったメリットがある。
そのため、VRに慣れてない人や初心者でも安心して体験できる。
友達や家族と思う存分VR体験ができるというわけだ。

今は家庭でも体験可能になったVRだが、
実は、専用施設のほうが、VR機器の用意も不要で、コンテンツもリッチで、手軽に楽しむことができる。

VRを楽しめる施設やサービスは、今後も増えていくだろう。
是非、VR施設を利用して、楽しいVR体験デビューをしてみてはいかがだろうか