視線追跡VRヘッドセット FOVE、ネットカフェVRサービス VIRTUAL GATE で採用。全国112店舗でスタート
株式会社テクノブラッドが、インターネットカフェでVR体験ができるコンテンツプラットフォーム「VIRTUAL GATE(バーチャルゲート)」を発表。5月29日より112店舗でサービスをスタートしました。

インターネットカフェでのVR体験は、Gear VRを利用するVR THEATERが昨年からサービスを行っており、特に目新しいものではありません。ただし、VIRTUAL GATEは、これまで一般ではあまり利用機会のなかった視線追跡VRヘッドセット FOVEを使うのが特徴です。

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この視線追跡を活かし、ソードアート・オンラインのアスナを視線を合わせアイコンタクトができる「アスナと会える FOVE VRホーム」などが体験可能となっています。


▲VIRTUAL GATE公式サイト。コンテンツによっては有料のものも。

5月29日時点で利用可能なコンテンツは250本以上。FOVEの視線追跡を利用したゲームもいくつかラインナップされていますが、そのほとんどがグラビアなどの動画系コンテンツ。せっかくPCと接続するフルスペックのVRヘッドセットを使うからには、それなりのコンテンツの充実を期待したいところです。

▲現在のラインナップ。ゲーム系は7本のみで、他は動画コンテンツ。

まずは112店舗でのスタートですが、テクノブラッドは、今年度中に500店舗への導入を目標として掲げています。なお、VIRTUAL GATEは日本だけではなく、今夏に韓国でのサービスも予定されており、最終的には日韓合わせて11,800店舗、月間6,000万人が利用する世界最大のVRコンテンツプラットフォームを目指すとのことです。

VIRTUAL GATEを利用できる店舗は公式サイトを確認してください。利用にはVR機器レンタル料金の300円以外に、各店舗の利用料金も必要です。

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