きゃりーの「18位」もやらせ?「Mステ」の印象操作に視聴者がガッカリ

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 まさかのタイミングであの国民的音楽番組にやらせ疑惑が浮上か!?

 地下アイドルを名乗る男性のツイートが発端となり、「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)の街頭インタビュー企画がやらせだったとネット上で話題になっている。問題となっているのは、昨年9月に「Mステ」30周年を記念して放送された10時間にも及ぶ特番「ミュージックステーション ウルトラFES 30th」の目玉企画の一つ、「日本に影響を与えた曲ベスト100」のコーナー。その楽曲に影響を受けたという街行く人々の声とともにランキング結果が発表されたのだが、きゃりーぱみゅぱみゅの「つけまつける」が18位の好位置にランクインされたのだが、これがある男性のツイートにより、放送後半年たって物議を醸しているのだ。

「問題の男性は同企画の街頭インタビューに答えました。男性はピンクのシャツにピンクのツインテールヘアという個性的なファッションでVTRに登場。一見して“きゃりー”に影響を受けていると感じた視聴者も多かったようですが、影響を受けたアーティストを聞かれ、当然のように“きゃりー”の名前を答えていたのですが、今月22日に実際は『しょこたん(中川翔子)』と答えたところ、番組側から『撮り直すので、きゃりーぱみゅぱみゅって言ってください』と言われたことを暴露。オンエアされたものは撮り直されたものだったというわけです」(エンタメ誌ライター)

 このツイートは次第に拡散され、ネット上で大きな話題に。「やらせですか?」「番組が思いっきり操作したランキングなんだね」「かなりガッカリした」など、まるで「つけまつける」の順位まで操作されているかのようなイメージまで持つ人が続出。番組の信頼を大きく損なう結果となっている。

 騒動が大きくなったことで、テレビ朝日は「当該インタビューは、ランキングに入ったアーティストについて、街頭でその感想などをお聞きする目的で行われたものです。担当者による事前の説明が不十分で誤解が生じた可能性はありますが、コメントを変更するなどの指示は行っておりません」とコメント。やらせについて否定しているが、視聴者の疑念を払拭するには至っていない。

「近年の『Mステ』はこういった街頭インタビュー企画に力を入れていたため、今回のカミングアウトで視聴者の不信感が高まってしまったのは、番組にとってはかなり大きなダメージだと思います。ヤラセを使った、完全な印象操作ですからね」(前出・エンタメ誌ライター)

 番組内でVTRを見て喜んでいたきゃりーも、自分のファンをいいように番組に使われた中川が少々気の毒でならない。

(田中康)

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