Surface Pro 4のライバル登場! 「ASUS TransBook 3」は最新装備でビジネス即戦力となる2in1タブレットPC

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老舗のPCメーカーとして知られるASUSが新2in1タブレットPC 「ASUS TransBook 3 T303UA」を発表した。
同社が目指したのは、ビジネスシーンでの即戦力となる新世代プレミアム タブレットPCだ。

薄型で軽量なボディに加え、仕事で快適に使いこなせるように様々な工夫が施されており、Officeソフトも標準で添付される。
Surface Pro 4のライバル機といっても過言ではない2in1タブレットPCに仕上がっている。

価格は、ボディカラーとOfficeソフトの違いで、下記のとおり。
・T303UA-512S チタニウムグレー 17万9,800円
・T303UA-6200GY チタニウムグレー 15万4,800円
・T303UA-6200GD シャンパンゴールド 15万4,800円
2016年9月16日より発売予定。

T303UA-512SはMicrosoft OfficeHome and BusinessPremiumプラスOffice 365 サービス、T303UA-6200GYとT303UA-6200GDはKINGSOF OfficeStandardが付属される。

■ビジネスシーンでの即戦力となる2in1タブレットPC
最大の特長は、ビジネスシーンでの即戦力となる2in1タイプとして仕上げられている点だ。
他社ではキーボードカバーやスタイラスペンがオプション扱いになっているが、本製品は標準装備として同梱されている。

CPUはインテル Core i5 プロセッサー(Core i5-6200U)、メモリーは8GB、ストレージは512GB SSDを搭載。
画面は12.6型で、解像度は2,880×1,920ドットと、十分に高精細な液晶を採用している。

ディスプレイ出力もサポートされており、Thunderbolt 3に対応したUSB(Type-C)は、最高40GbpsというUSB 3.0の8倍の高速転送が可能だ。従来のUSB周辺機器がそのまま使えるフルサイズのUSB 3.0(Type-A)に加え、プロジェクターや外付けディスプレイ、大画面TVなどに簡単に接続できるフルサイズのHDMI、さらにmicroSDメモリーカードリーダーも装備した。

ビジネスの現場では、変換アダプターや変換ケーブルは必須アイテムだが、実のところ、かなり煩わしいものだ。
しかし、本製品は、そうした周辺機器も不要で、円滑な作業ができる。
ビジネスシーンで即戦力として使うのに十分な基本性能を備えているわけだ。


左斜め後ろから見た「T303UA-6200GD」長時間の文字入力に適したノートPCスタイル


いくら基本性能が高くても、携帯性が損なわれてはガッカリだが、本製品は違う。
本体サイズは幅299.14×奥行225.27×高さ14.35mm、重さは約1.1kgという、薄型で軽量なボディに、自立できるキックスタンドを搭載した。
このサイズと重さなら、カバンの中に入れて持ち歩いても苦にはならないだろう。

ソフトウェア面では、T303UA-512SはMicrosoft OfficeHome and BusinessPremiumプラスOffice 365 サービス、T303UA-6200GYとT303UA-6200GDはKINGSOF OfficeStandardが付属される。
仕事でOfficeソフトを利用することが多い人には、有り難い配慮だ。

そのほかの機能としては、セキュアな顔認証機能を搭載した点が挙げられる。Windows 10の最新機能「Windows Hello」の顔認証ログインに対応した赤外線フロントカメラ搭載により、画面に顔を向けるだけで、すぐにログインできる。外出先で操作するときにパスワードを盗み見されることもないわけだ。


ASUS TransBook 3 T303UA」のキーボード


本製品は、キーボードやスタイラスペン、Officeソフトが標準で付属されているので、購入したその日からすぐに仕事で使用できる。長年、PC業界を牽引してきたASUSの製品だけあり、仕事で2in1タブレットPCを使いたい人には魅力的な製品に仕上がっている。

マイクロソフト「Surface Pro 4」の強力なライバルとなるかもしれない。


ITライフハック 関口哲司