川島永嗣の加入に「ようこそ!」と歓迎ムードも…メス、「第3GK」の立ち位置を強調

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▽今夏のメス移籍が決定した日本代表GK川島永嗣(33)だが、ここから試練が続くかもしれない。メスは1日、川島を1年契約で獲得したことを公式発表したものの、「第3GK」としての立ち位置を明確にしている。

▽昨夏にスタンダール・リエージュ退団後、所属クラブを見つけられずにいた川島は、今年1月にダンディー・ユナイテッドに加入。しかし、2015-16シーズン限りの契約だったため、今夏も新たに移籍先を探していた。

▽今シーズンからリーグ・アンを戦うメスは、川島の加入記事の中で「ようこそ!」と日本語を駆使して歓迎しつつも、「第3GK」とのフレーズを数回にわたって記載。文末には以下のように記している。

「2016-17年シーズンのメスにおけるGKの序列で3番手となる川島永嗣は、トーマス・ディディロンと、ダビド・オベルハウザーに豊かな経験をもたらすことになる」

▽GKトーマス・ディディロンとGKダビド・オベルハウザーは両選手ともにフランス人。昨シーズンのリーグ・ドゥでは、U-21フランス代表にも名を連ねる20歳のディディロンが27試合、26歳のオベルハウザーが11試合に出場していた。