もはや愛はない?「夫が嫌い」という既婚女性たちに、その理由を聞いてみた

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パートナーのことを大好き!だったらそれは幸せな結婚ですよね。でも、なかなかそうはいかないのが人生。何年か前にGoogleで「夫」を検索すると、「死んでほしい」というキーワードが浮上し、話題になったこともあります。というわけで、「夫が嫌い」という女性たちに、なぜ嫌いになったのか理由を聞いてみました。
1.自己中心的
・「自己中で、自分大好き、自分のことしか頭にないのでは?と思います。私が疲れた、眠い等と話すと、俺も俺もとかぶせてくるのが本当に嫌です。話を聞いてほしいだけだし、分かってもらいたいだけなのに、自分のことばかり言われるとウンザリします」

・「自分勝手でわがまま、手がかかるのに文句だけは一人前のところ」

・「妊娠中の自分をいつも一人ぼっちにして、自分の趣味や希望を最優先にしていたことから」

・「機嫌の良し悪しで、日々生活。子どもが小さいのに自分の時間を大切にしすぎ、私の疲れはさほど気にしていない。私が体調を崩さないと、大変さをわかってもらえない。子どもに対しても、機嫌で接しているのがミエミエなので、親として、男性として大っ嫌いになりました」

・「産後に、父親になりきれないところにイライラして、嫌いになってしまいました。子どもが生まれても自分の趣味を最優先にする姿勢は本当に許せません」

男性は子どもが生まれても、どうしても自分中心。自分大好き人間が多いですよね。母親のように、我が身を犠牲にして育児をする体験が少ないからかもしれません。まあ、甘えているだけともいえますが。でも、妻の好意に甘えているうちに、取り返しがつかないことになる場合も……。
2.家事・育児を手伝わない
・「何年も何年もお願いしているのに、なかなか家事を手伝ってくれない。それを平気だと思っているところが嫌い」

・「家に帰るととりあえず、ずっとゲームをしています。家事の手伝いもしてくれますが、三日に一度するだけ。それなのに、自分は家事もして育児も手伝っているいい夫と思っているところに腹が立ちます。共働きなのに」

・「共働きなのに、基本、家事・育児に非協力的。頼めば手伝ってくれるけれど、自分のやりたいこと中心で後回しにされるので、結局全てのことを私がやる毎日。何もしないなら視界に入らないでもらいたい! イライラします」

・「共働きなのに家事を全く協力してくれません。夫は17時に仕事が終わり、17時30分には帰宅しています。でもビール飲んでいるだけ。何度も頼んでみましたが、機嫌が悪くなるだけ。『夫婦の協力義務違反やで』と泣いて訴えても『じゃあ訴えろや!』と逆ギレするので、今では諦めました。熟年離婚考えてます」

・「子どもが産まれるまでは『自分は子ども好き。お世話なら任せろ』と豪語していたのに、実際産まれると知らんぷり。そして、夜泣きをしている子どもをあやす私に『あんまり泣かすとご近所に虐待疑われるかもよ?』と笑って言うだけで、そのまま別室で眠りについた夫を見て殺意すら芽生えました」

共働きなのに家事・育児に協力しない、子どもが泣いても他人事……これでは、妻の恨みを買ってしまうのも仕方ありません。自分ではいい夫のつもりでも、妻のお願いしたいレベルとは雲泥の差があります。もう少し、自分を振り返って!
3.浮気が発覚した
・「いつも自分1人で出かけてしまったり、女性と遊びに行き浮気していることが分かってから許せない」

・「浮気したからです。子どものために別れませんが、人生棒に振ったなという毎日です」

・「浮気をし、その理由を私のせいだと親や兄弟に言ったことが原因」

浮気するだけでも許せないのに、理由を妻のせいにするとは……。言語道断ですね。浮気されると、生理的にいやになる、という奥さんもいますよ。
4.仕事やお金の面で問題がある
・「実年齢に10歳以上マイナスの精神年齢の持ち主で、すぐに不機嫌を顔に出すようになりました。決定的な出来事は、もうすぐ子どもが生まれるにも関わらず、いじめられたからと仕事を逃げ出すように辞めたことです。我が家の一家の主は不在です」

・「仕事をやめてから、何年も無職のままで家族を困らせているから」

・「金銭管理が全然出来てなくて次々と借金を作ってくるところです」

仕事をしてくれなかったり、お金の問題があったりする人は、やはりパートナーとして尊敬できませんよね。離婚原因で一番多いのも、お金のトラブルではないでしょうか。
5.マザコン
・「いいところでもあるのですが、母親思いが強過ぎてマザコン度が高いからです」

・「結婚してからかなりのマザコンだということが分かって気持ち悪くなった」

・「自分の親を大事にして、私の頼みを聞かないマザコン男だから。しかも、子育ては一切しない」

いい歳をしてお母さんにベッタリの人は、女性には嫌悪感をもたれてしまいます。そのほかにも、「実家の言いなりになっている」という意見も複数ありました。上手に自立するのが、家庭円満の秘訣のようです。
6.束縛してくる
・「束縛がひどい! なんでも旦那の許可がないと自由に行動ができない。今なにをしているかを逐一報告しなければならなかったり、電話にすぐに出ないと、あることないこと疑われたりで、うんざりしています」

・「独占欲が強く、異常なほどに嫉妬深い。外を歩く時は、何かの拍子に服の中が見えてしまわないようにチューブトップ着用義務。たとえ店員でも、男性と話してはいけない。挙句の果てに、満員電車で他の人と1ミリも触れるな、混雑が過ぎるまで、電車を見送ればいいと言われた」

最近は少なくなったと思いますが、まだいるのですね、独占欲の強い夫。愛されている証拠と言えなくもないですが、今の時代、そこまで束縛されるとイヤになってしまいます。解放されたい、自由になりたいと、妻の側は思ってしまいますね。

男性には鈍いところがありますから、こんなに妻に嫌われているとは思っていないのではないでしょうか? まず、そこを気づかせるところから始まるかもしれませんね。そして、ケンカを恐れずに話し合いを続けていくことが大事なのではないでしょうか? 最も、それを繰り返して徒労に終わった末の、「嫌い」なのかもしれませんが……。

文/吉田直子

※暮らしニスタ編集部が既婚女性100人を対象に行ったアンケート調査より

写真© JackF - Fotolia.com

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