13日、中国江蘇網によると、江蘇省南京市でバスに乗っていた時にささいなことから若者に殴られた老人が、8年越しの復讐を果たした。

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2016年5月13日、中国江蘇網によると、江蘇省南京市でバスに乗っていた時にささいなことから若者に殴られた老人が、8年越しの復讐を果たした。

今年76歳になる徐(シュー)さんは、8年前、バスに乗って老人会に行く途中に、混雑した車内で体が触れたことをきっかけに20代とみられる若者と口論になった。徐さんの身長は160センチそこそこなのに対して、相手は体が大きかった。徐さんは髪の毛をつかまれてバスから放り出されると、その後も若者から暴行を受けた。周囲の人が止めに入ると若者は捨てゼリフを残して去っていったという。

この出来事に怒りを覚えた徐さんは、近くで太極拳を教えていた名のある師匠に弟子入りを請うた。事情を聞いた師匠は「武術を習得するのは復讐のためではない」と拒否したが、徐さんはひざまずいて「私は年を取っても若者に負けたくないと思うだけです」と食い下がった。根負けした師匠は「健康のために行う」「先に手を出さない」などを約束させ、徐さんに身を守る方法を伝授した。それから徐さんは8年間、毎朝3時からの訓練に欠かすことなく参加。恨みは忘れておらず、「もう棺おけに片足を突っ込んでいるが、若造にやられっぱなしではメンツが立たん。恨みを晴らさんと棺おけに入っても目を閉じられん!」と復讐の機会をうかがった。

そしてある日、徐さんは8年前の恨みを晴らす機会がきた。あの若者を見つけるとわざと体をぶつけた。若者のけんかっ早さは健在で、「おっさん、どこに目ぇ付けてんだ!」と言うなり殴りかかってきた。徐さんは習得した太極拳で、相手の力を利用して反撃した。ひるんだ相手に徐さんは「8年前、バスで髪の毛をつかんで殴った老人のことを覚えてるか?それがわしだよ」と言った。若者は思い当たることがあったようにうろたえ、捨てゼリフを吐いてそのまま立ち去ったという。

この出来事に、ネットユーザーからは「8年待たなくても、相手にちょっと触って地面に寝転がればそれで済むのに(中国で当たり屋事件が頻発していることから)」「じいさんが強いんじゃなくて、相手が本気でやったら死んじゃうと思ったから身を引いただけ」「このニュースは、『復讐は必ずしなければならない。しかも私的に』ってことを伝えてるんだな。大したメディアだ」「南京人がみんな彼ほど恨みを覚えてたら、日本人も真っ青だな(笑)」など、からかい半分のコメントが多く寄せられている。(翻訳・編集/北田)