台湾、13日に中国大陸と閣僚級会談  カード式“旅券”への不満訴え

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(台北 1日 中央社)台湾の対中国大陸政策を担当する行政院(内閣)大陸委員会の夏立言主任委員は1日、中国大陸側の国務院台湾事務弁公室トップとの閣僚級会談のため10月13〜15日の日程で広東省広州市と東莞市を訪問すると発表した。

台湾では、中国大陸が9月21日から本格的に開始した“旅券”に相当する「台湾居民来往大陸通行証」(台湾同胞証、台胞証)のカード化をめぐり、内容に関する事前説明がなかったとして「台湾人民の感情を傷つけた」などの意見が噴出。夏主任委員は、13日の会談で中国大陸側に不満を表明するとしている。

(尹俊傑/編集:齊藤啓介)