中華人民共和国の「局面」が、4月30日に、決定的に変わってしまった。東トルキスタン(新疆ウイグル自治区)のウルムチにおいて、習近平国家主席が視察に訪れたタイミングで、主席を狙ったと思われる爆破テロが発生したのだ。新華社通信は死者3名、負傷者数十名と伝えているが、中国共産党が最近、ウイグル関連の言論統制を強めていることを考えると、実際の死傷者数は不明である。ちなみに、東トルキスタンの中国式呼称「新疆