今年1月にイギリスの科学雑誌「ネイチャー」に、理化学研究所(理研)の小保方晴子・研究ユニットリーダーと米ハーバード大学の研究者らのチームが「STAP細胞」(刺激惹起性多能性獲得細胞)の論文を発表した。この論文をめぐっては発表からしばらくして、データに不適切な点があるとの指摘がネットを中心にあがっていたが、ここへ来て大きな動きがあった。3月10日、論文の著者の一人である若山照彦・山梨大学教授が「研究の根幹