落語立川流は故・立川談志が1983年に創設した団体だ。落語界初の上納金制度(現在は廃止)、前座から二つ目への昇進に落語50席(真打ちは100席)に歌舞音曲の習熟という明確な基準を設けて明文化するなど、他の団体にはない要素を打ち出したが、談志の厳しい方針は多くの脱落者をも生み出した。ここに2人の立川流真打がいる。立川生志。前座名、笑志。1988年入門、1997年二つ目昇進、2008年真打昇進。立川談慶。前座名、ワコール