米国労働省が発表した雇用統計(季節調整済み)によると、8月の米国失業率(軍人除く)は、前月から0.3ポイント悪化の9.7%となった。1983年6月の10・1%以来、26年2カ月ぶりの厳しい水準となった。景気との連動性が高い非農業部門の就業者数(季節調整済み)は、前月から21万6000人の減少で20カ月連続の減少となったが、前月から減少幅は改善した。産業別に見ると、製造業・建設業関連が13万6