衆院選で議席を大幅に伸ばした立憲民主党が、存在感の発揮に苦慮している。国民民主党がキャスチングボートを握る存在として注目を集める一方で、立民は各党との基本政策の違いなどから「野党結集」を主導できず、政権交代に向けた機運を高められていない。「野党が力を合わせればダイナミックな動きになる。一致点をどんどん見いだしていきたい」立民の野田代表は1日の記者会見で、野党間の連携強化に強い意欲を示した。