大学駅伝シーズンが開幕した。14日に行われた出雲全日本大学選抜駅伝は、国学院大が5年ぶり2回目の優勝を果たした。5区で先頭に立つと、最終6区では駒大との一騎打ちに。初マラソンとなった2月の大阪で優勝を果たした平林清澄主将(4年)が区間賞の走りでけん引した。国学院大の逆転Vを演出した歴史の“タスキ”をひもとく。かつて憧れた情景を、自身の足で再現した。最終6区、平林は駒大エース・篠原倖太朗(4年)