私はアイ。息子のカナデは小学3年生、クラスのなかでも小柄な方です。そのせいかよく「ぶつかって転んだ」とあざを作っていたり、「すれ違うときに押された」と泣いて帰ってきたりすることがありました。ただ翌日になればケロリとして仲良く遊んでいるので、私も「子ども同士はそんなものなのかな」と注意深く見守るだけにとどめていました。しかしある朝、なかなか部屋から出てこないカナデ。起こしに行った私はただごとではない