1590年、秀吉は小田原征伐をもって天下統一を成し遂げた。が、奥州が蜂起して、これを鎮圧。すでに88年から刀狩を行っていたが、1467年の応仁の乱から百年以上、上から下まで、ほかの地方も全国が武士だらけ。いつほかでも反乱が起きるやもしれず、それを鎮圧しても恩賞の出しようがない。そこで、秀吉は、91年から朝鮮に出兵した。はたして勝つ気があったのだろうか。 その後も、過剰な武士の存在そのものが、最大の社会問題だっ