人生の喜びの大半は他者と深い部分で共鳴し、さらにまだ世の中にないものを生み出すことじゃないだろうか。尾崎雄貴は前作『Bee and The Whales』のツアー中、すでに異なる2枚のアルバムを同時にリリースすると言い切っていた。しかし内実はすでに曲があったからではなく、始動後のGalileo Galileiならいくらでも曲を書けるという確信があったから切れた啖呵だったのだ。そんな前向きなアグレッシヴさが投影された2作