令和6年能登半島地震の救助活動で物資などを海上から輸送し、一躍脚光を浴びた自衛隊のフネが「LCAC」です。整備施設を見学すると、つくづくフネらしくなく、まるで飛行機のようでした。その「クセ強感」に迫ります。搭載されるけど独立した自衛艦海上自衛隊が運用する特殊な自衛艦のひとつに、エアクッション艇(LCAC: Landing Craft Air Cushion)が挙げられます。民間でいうところの「ホーバークラフト」であり、その高速性と