東京ドームで行なわれたスーパーバンタム級4団体統一王座の防衛戦で、ルイス・ネリ(メキシコ)を6回TKOで破った"モンスター"井上尚弥。井上は1ラウンドにネリの左フックを被弾しキャリア初のダウンを喫したが、冷静にリカバリーして試合の主導権を掌握。終わってみれば、いつもどおりの完勝だった。このタイトルマッチであらためて見えた井上の強さを振り返りながら、今後ライバルとなりうる選手について考えていきたい