連載「斎藤佑樹、野球の旅〜ハンカチ王子の告白」第54回プロ10年目を迎えた斎藤佑樹。その春を早大のチームメイトだった大石達也は現役として迎えることができなかった。ともに早大を支え、チームを大学日本一へと導いた先発の柱・斎藤と、抑えの切り札を務めた大石。東京六大学のリーグ戦で217の三振を奪った大石はドラフトで6球団競合の末、1位でライオンズへ入団。六大学史上6人目となる通算30勝、300奪三振を達成し、4球