結婚前は、妻の仕事に理解があり、家事や子育ての分担も積極的に見えたのに、結婚したり子どもが生まれたとたんに変わってしまう。こうした“一見ジェンダー平等”タイプのモラハラ夫は、なぜ生まれるのだろうか。モラハラ離婚に詳しい弁護士の堀井亜生さんは「女性の社会進出が進み、男女の収入格差が縮まっていく過渡期だからこそ、『男女平等』の理想と現実のギャップに居心地の悪さを感じて、モラハラをしてしまうのではないか