※この記事は2020年08月09日にBLOGOSで公開されたものです 小学2年生から4年生のころ、私は長崎県内の川棚町という地域で暮らしていた。西暦でいうと1998~2000年のころだ。 長崎では「原爆の日」である8月9日を夏休み中の登校日として定め、県内の小中学生や高校生らはその日、学校に足を運ぶ。私も毎年、片道50分ほどかかる急な坂道を汗水垂らしながら歩き、学校で黙祷。平和学習を受けた。 01年、親の仕事の都合で長崎