エッセイストの小笠原洋子さんは、必要のないものを省き、シンプルな暮らしや生き方を追求している。【写真】小笠原さんが作ったリメイク品はかわいくておしゃれなものばかり「ケチ上手」を楽しむ生活「両親は倹約家でしたし、子どものころから貯金は好きでした」(小笠原さん、以下同)27歳で京都の画廊に就職。給料がよく、収入の3割以上を預金に回していた。「こんなことは長くは続かないと思っていました。30代半ばで私立