コロナ禍初期の昨年3月に、北朝鮮の金正恩総書記が参加して執り行われた平壌総合病院の着工式。昨年10月10日の朝鮮労働党創立75周年の前に完成させ、記念日を華やかに飾るというのが当初の計画だったが、大規模な病院なのに工期がわずか半年という「無茶振り」だ。そしてこれに、コロナ対策の国境封鎖と貿易停止が重なった。国営の朝鮮中央通信は、昨年9月12日の「平壌総合病院建設の外部仕上げ工事が進められる」という記事を配信