北朝鮮に数千人いると言われる華僑。彼らは長らく、北朝鮮と中国との間で翻弄され続けてきた。1927年と1931年の華僑排斥暴動、朝鮮戦争、平壌、江界(カンゲ)、新義州(シニジュ)、清津(チョンジン)にあった中国人学校の閉鎖、配給対象からの除外などなど。スパイとして処刑されたり、全財産を奪われたりした者もいた。また、北朝鮮は中国との関係を「血で固めた友誼」と持ち上げる一方で、国連の対北朝鮮制裁に同調した際には