ドイツが誇る稀代の司令塔が居場所を失くしている。アーセナルのメスト・エジルだ。チーム最古参の31歳は2019-20シーズン、自身のパフォーマンスの低下や、新加入のダニ・セバジョスの突き上げもあって出場機会が激減。中断明けからは一度も出番がなく、ミケル・アルテタ監督の信頼を全く得られていない状況だ。クラブは週給35万ポンド(約4900万円)とされる背番号10を放出して、軍資金の捻出に当てようと企てているものの