10年ほど前、自動車部品大手の独コンチネンタルや同ボッシュの台頭を目の当たりにした自動変速機(AT)大手、アイシン・エィ・ダブリュ(AW)社長の尾崎和久は、危機感を覚えていた。「日本でもドイツの力が突出し、競争に負ける状態が出るのではないか」―。技術役員同士の議論の末、尾崎はグループ企業のアイシン精機やアイシン・エーアイ(AI、愛知県西尾市)の役員に連携を持ちかける個人活動を始めた。連携のタネ開