個人の多様な学術研究を支える文部科学省の科学研究費助成事業(科研費)。2018年度は分野の区分や審査方式などの改革が完全実施となった。事業実施機関の日本学術振興会(JSPS)は、約4000件のパブリックコメント(意見公募)をさばき、手間暇かかる審査実施への移行を進めてきた。2年目となる19年度の採択で定着、日本の研究力向上という成果に期待が集まりそうだ。科研費の審査システムを動かすのは、第一線