内閣府が先月7日に公表した調査結果によると、仕事や学校に行かず、6カ月以上家族以外とほとんど交流せずに自宅にいる「ひきこもり」(15〜39歳)の人は、全国に約54万人いるとされる。年齢層を広げ、外部との交流はあるがやはり仕事をしていない「ニート」を含めると、その数は確実に数倍になる。病気や障害で働けない人が一定数いるにせよ、今は親に頼って生活しているこうした人々が、このまま経済的に自立できずにいれば、よ