直木賞作家の東山彰良さんや、累計1000万部突破の『チーム・バチスタの栄光』シリーズで知られる海堂尊さんを輩出し、ミステリー・エンターテインメント作家の登竜門となっている『このミステリーがすごい!』大賞の受賞作が10月4日に発表された。出版業界で最も注目を集める新人賞の一つであるこの賞も今年で15回目となる。今回大賞に決まった岩木一麻さん(40)の『救済のネオプラズム(仮)』は、余命宣告を受けたがん患者たち