8月2日、神宮球場で行われた広島対ヤクルトの初回、球場に衝撃が走った。ヤクルトの5番・バレンティンがフルスイングしたバットが、広島の捕手・石原慶幸の頭部に直撃。そのまま負傷退場した石原は、頭部打撲、脳しんとうの診断を受け、出場選手登録を抹消されてしまったのだ。この日まで今シーズン62試合に先発。投手陣を牽引していたベテランの離脱は、チームにとって大きなダメージだ。司令塔を欠いた広島はいかなる闘い