「私には、ブスの気持ちがわからない」「他人が自分の中身まで見てくれると期待するなんて、そんなのブスの思い上がりだ」「テレビみたいないろんなこと言われる場所にわざわざ出て行くなんて、ほんとに幸せな女の子なら、そんなことしないですよ」「(女子アナは)現代の花魁(おいらん)」タレント・エッセイストの小島慶子さんの処女小説『わたしの神様』(幻冬舎刊)は、刺激的なパンチラインに溢れている。小説の舞台となってい