19世紀末にアメリカで起こったトーマス・エジソンとジョージ・ウェスティングハウス&ニコラ・テスラの「電流戦争」をベネディクト・カンバーバッチ、ニコラス・ホルト、トム・ホランド、マイケル・シャノンといった俳優で映画化した、マーティン・スコセッシがプロデューサーを務める映画「THE CURRENT WAR」の予告編が公開されました。もともと2017年に公開予定の映画でしたが、プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインのセクハラ騒動により公開が延期となり、再編集を加えたのちの完成に至りました。

THE CURRENT WAR :: OFFICIAL TRAILER - In Theaters This October - YouTube

THE CURRENT WARは天才トーマス・エジソン(演:ベネディクト・カンバーバッチ)と……



もう1人の天才ニコラ・テスラ(演:ニコラス・ホルト)



実業家サミュエル・インサル(演:トム・ホランド)



電気事業を推進するジョージ・ウェスティングハウス(演:マイケル・シャノン)を中心とした物語。



電気のない時代、暗闇の中でエジソンは演説を行います。



箱から出て来たのは電球。



手渡された人々は「これは何だ?」と見当もつきません。



ジョージ・ウェスティングハウスに……



「私は世界で最も偉大な電気供給者になる。エジソンよりも」と語るニコラ・テスラ。



2人の天才によって繰り広げられる「競争」は熱を帯びていきます。





「これはアメリカで一番の天才を決める争いだ」





「今日、不可能なことを……」



「可能にする」



「電流をコントロールする者が未来をコントロールする」







プロデューサーは「沈黙-サイレンス-」「ウルフ・オブ・ウォールストリート」「ディパーテッド」監督のマーティン・スコセッシ。



一同に集められる人々に……



「君たちがただ『記憶されたい』のならば大統領を撃てばいい。そうではなくて、私が『伝説』と呼ぶものになりたいのならば、今よりも世界をよりよくしなければならない」とウェスティングハウス。





暗闇の中でとまる1台の馬車。



謎の女性が現れます。





電柱が建てられ……



実業家のインサルによって熱っぽく「新しい技術」が語られます。



「私は世界をまったく変えてしまうものを作り出している」









「もしエジソンが成功すれば、我々は遠くに押しやられ、二度と復活することはできないだろう」





「時には正しいことをするためにルールを破る必要がある」



耳を傾けるウェスティングハウス。



「彼のシステムは死ぬことがあるって言っただろうか?」



「やつの電流は人を殺す」







「彼は汚い手に出た。君もやっていい」











「私から盗んだ!」







そして実験は……



大事故寸前に。





「君はクビだ」と言い渡されるテスラ。





「成功できるのは、ただ一人だけ」













なお、THE CURRENT WARは2019年7月19日から台湾で公開、アメリカでの公開は10月4日からで、日本での公開日は記事作成時点で未定です。